【受験対策】本番に強くなる!緊張しないためのメンタルトレーニング(大垣市の習い事エデュカーレ)
2023/02/18
みなさん、こんにちは。エデュカーレの白石です。
岐阜県の県立高校の第一次願書提出が終わり、各高校の倍率が発表されました。いよいよ本番間近という受験生の方も多いのではないでしょうか。
「本番」とは、目標に向かって進むプロセスにおいて、最も重要な瞬間です。それは、あなたがすべてを出し切り、成功を収めるための場所であり、あなたが自分自身と向き合い、真の力を発揮する場所でもあります。しかし、本番に臨むことは常に簡単ではありません。緊張やストレスによって、私たちは能力を発揮することができず、目標を達成できないことがあります。
しかし、本番に強くなることはできます。本稿では、本番に強くなるための戦略を紹介し、来る受験に役立ててもらえればと思います。
1.本番の緊張状態を普段から体験していく。
何かを習得するためには、ある程度実践して慣れることが必要です。しかし、普段の私たちは緊張やストレスに対して慣れようと努力することはありません。そのため、本番に急に来るプレッシャーに慣れていないせいで、どうしていいかという判断能力が失われ、思ったような結果が出せない、というのが原因です。
ですから、本番に強くなるためには、この緊張状態になれておく必要があります。
本番の緊張状態を作り出すための方法は、3つあります。
まず一つに、
心拍数をあげることです。
緊張状態になると心拍数が大きく上がります。一般の心拍数は50~60くらいで、緊張、特に過緊張状態といわれる状態になると心拍数が100以上になります。
この最大心拍数に慣れておく、そしてこの心拍数をコントロールすることが大切です。
最大心拍数にするためには50mダッシュを何本かすることで簡単に上げることができます。
次に、
雑音や不協和音を聞くことです。
ヒーリングミュージックなどがあるように、音が人の身体に与える影響は大きいです。
騒音やあまり聞きたくないような不協和音を聞くと自然と体がこわばり緊張状態になることができます。
最後に、
本番をイメージすることです。
心拍数がバクバク、落ち着かない音が流れている、そんな状態で試験本番の教室にいることを想像してみてください。ここまで出来れば本番の最悪な状態の再現は完璧です。
2.鎮静呼吸法で心と体を整える。
本番の緊張状態が完成したら、その状態からいかに落ち着いて、集中状態に持っていくかという訓練を行っていきます。
それには、鎮静呼吸法というヨガの呼吸法の手法を使っていきます。
まず、
(1)深く椅子に座ります。
しっかりと、深く座り、背もたれにもたれてリラックスした状態を作りましょう。
(2)次に鼻から10秒息を吸います。
この時、プラスのエネルギーが鼻から吸ってどんどん自分の身体にいき渡るようなイメージが持つようにしましょう。しっかりと頭の中でカウントをしましょう。
(3)鼻から20秒息を吐きます。
この時、自分から嫌な気持ちや緊張、不安などのマイナスのものがどんどんと吐き出されるようなイメージを持つようにしましょう。しっかりと頭の中でカウントをしましょう。
この呼吸を1分間続けます。
通常、人は1分間に20回ほど呼吸するといわれています。しかしこの鎮静呼吸法だと1分間に2回の呼吸となり、通常の10分の1の呼吸数になります。これを繰り返すことで、どんなに心拍数が上がった状態でも、2,3分ほどで落ち着いた状態を取り戻します。さらに呼吸することに集中することで、余計なことを考えないため、不安や焦りで乱れた心を整えることができます。
このように、
この過緊張状態から落ち着く、という状態に持っていくことを普段から行っていくことで、本番でしっかりと実力が発揮できるようになります。
3.最後に
いかがだったでしょうか。今回は、『本番に強くなる』をテーマに受験本番に有効なトレーニング方法を紹介しました。受験が近いという方、またそういったお子様がいる保護者様は是非参考にしてみてください。
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